福岡で「じっくりよしりん会」に出たが、熊本大に通う
門下生Kは平成8年生まれで、『戦争論』は2歳のとき、
9・11同時多発テロは5歳のときだという。
いつ『ゴー宣』の読者となったのか聞き忘れたが、
『戦争論』前後の日本の言論の「空気」の変化も、
9・11以降のわしの親米ポチの醜態も、『ゴー宣』を読ん
で知ったのだ。
そして今、「ゴー宣道場」の門下生になっている。
もっと驚くのは、まだ17歳の高校生・みんとちゃんで、
『ゴー宣』の熱烈な愛読者なのだが、『戦争論』発売の
頃には、まだ生まれてなかった!
わしの孫の世代が読者となってくれて、わしの思想を
継承してくれている。
わしは昭和28年生まれなので、GHQの占領期には
生まれてなかったし、もちろん大東亜戦争も知らない。
そのわしが『戦争論』を描いたとき、戦時中を体験
した祖父・祖母の世代からものすごい量の手紙が来て、
感激してくれていた。
その祖父祖母の世代の思いを、わしは彼らの玄孫の
世代にまで伝えたことになる。
これは実に嬉しい、誇らしいことだ。